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レース中に吐き気やお腹の不調が来る、本当の理由

執筆者の写真: 治樹 片岡
治樹 片岡
10月15日
読了時間: 5分

こんにちは。株式会社快腸走、社長の片岡です。


突然ですが、一つ質問させてください。


レース中の吐き気や腹痛は、胃腸が弱い人や、まだ走り慣れていない人だけに起きるものだと思っていませんか。


実は、そうではありません。


私のところには、市民ランナーの方から胃腸トラブルの相談がよく届きます。その中には、フルマラソンを2時間40分台で走る女性ランナーや、2時間10分台で走る実業団の選手もいらっしゃいます。初めてのフルマラソンに挑む方からも、同じような相談をいただきます。


速い人にも、これから速くなりたい人にも、胃腸トラブルは起こります。


今日はその根っこにある仕組みを、マラソン、ウルトラマラソン、トレイルのどれにも共通する話としてお伝えさせてください。


▼今日のInstagramのリール動画


走っている間、胃腸は「血が足りない」状態で働いている


走り始めると、身体は酸素と栄養を、動いている筋肉へ優先して送ろうとします。その分、胃や腸に回る血流は大きく減ります。


強度が高いほど、そして走る時間が長いほど、胃腸は血が足りない状態で働き続けることになります。


この影響は、胃、小腸、大腸のそれぞれに表れます。


1つ目は胃です。胃の動きが鈍くなり、中身を腸へ送り出すスピードが落ちます。胃に物が溜まったまま先へ進まないので、吐き気が出たり、ジェルを口に入れようとしても身体が受け付けなくなったりします。


2つ目は小腸です。小腸は、栄養と水分を吸収する場所です。血流が落ちると、この吸収の力も落ちます。補給したはずのジェルやドリンクが、うまくエネルギーや水分に変わらなくなります。


3つ目は大腸です。胃や小腸で処理しきれなかったものが大腸へ流れ込むと、水分を引き込んで、下痢や腹痛、ガスによるお腹の張りにつながります。


吐き気、補給拒否、腹痛、下痢。症状はばらばらに見えますが、根っこにあるのは「走っている間の胃腸の血流不足」という一つの仕組みだと私は考えています。


マラソンでも、ウルトラマラソンでも、トレイルでも起きる


フルマラソンは、ウルトラマラソンやロングトレイルに比べれば時間は短いレースです。その代わり、最初から最後まで強度が高い。高い強度が続く分、胃腸への血流は大きく削られます。私自身も、強度を上げすぎてお腹を下した経験があります。


ウルトラマラソンやロングトレイルは、強度はマラソンより低くても、10時間、20時間と続きます。少しずつ削られた血流の影響が、時間とともに積み重なっていきます。


強度が高いか、時間が長いか。「強度x時間」の二軸で胃腸トラブルのリスクが高まるのですが違いはそこだけで、胃腸が血の足りない状態に置かれるという点は同じです。


だから、最初の対策はペースと走力


では、どう対策するか。


一番の基本は、ペースを上げすぎないことです。強度を抑えれば、胃腸に回る血流は守られやすくなります。私も信越五岳の試走の頃から、心拍数の上限を決めて走るようにしてきました。


そして、もう一つの大前提が走力です。


同じペースで走っても、走力に余裕がある人ほど身体への負荷は小さく、胃腸に回せる血流も残りやすくなります。その余裕は、日々の練習を一つずつ積み重ねることでしか作れません。胃腸トラブル対策は、努力の代わりになるものではありません。努力を積み重ねることが、まず土台です。


そのうえで、練習の中で補給の練習をして胃腸を慣らしておくことも大切です。普段の練習でジェルを摂っていない人が、レース本番だけ摂ろうとすると、胃腸がついてこないことがあります。


それでも、レース後半には血流は落ちていく


ただ、どれだけペースを守っても、どれだけ走力をつけても、長く走れば胃腸の血流は少しずつ落ちていきます。これは身体の仕組みとして避けられません。


だからこそ、レース中の補給は「何を、どう摂るか」が大事になります。


血流が落ちて弱っている小腸に、濃くてドロドロしたジェルを一気に流し込めば、処理しきれずにお腹を壊す原因になります。少しずつ、こまめに、水と一緒に摂る。そして、弱った小腸でも吸収しやすいものを選ぶ。


私がRELOADを「小腸を守る」ことだけで設計した理由


快腸走のRELOADは、まさにこの「血流が落ちた小腸でも、確実にエネルギーを届ける」ことだけを考えて設計したジェルです。


濃すぎると吸収されにくくなるので、あえてサラッとした濃度にしました。吸収の通り道を分けるために、マルトデキストリンとフルクトースを2:1で配合しました。そして、小腸の粘膜が主なエネルギー源として使うL-グルタミンを1袋に6.5g、血流に関わるアミノ酸として知られるL-シトルリンを3.0g入れています。


成分の種類を増やすのではなく、血流が足りなくなる胃腸という一つの課題に、必要なものだけを、意味のある量で入れる。それがRELOADの考え方です。


私自身、くびき野100kmウルトラマラソンでは開発中のGEL BASEをメインに使い、胃腸トラブルなく最後まで走り切ることができました。同じ設計思想で作ったRELOADも、多くのお客様から「後半でも補給を受け付けた」という声をいただいています。


※お客様の声は個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。


▼RELOADの詳細・ご購入はこちら


▼信越五岳限定 RELOAD しそジュース味の詳細はこちら

※1,000個限定のため、なくなり次第販売終了です。


明日は、もっと根っこの話をします


今日お話ししたのは、レース中に起きることでした。


ただ、正直にお伝えすると、胃腸トラブルを防ぐうえでレース中の補給が担えるのは、全体の一部にすぎないと私は考えています。


先日のくびき野100kmウルトラマラソンで、補給ではもう手の打ちようがない状態になっていたランナーの方と、レース中にお話しする機会がありました。そのときに改めて感じたことがあります。


明日のメルマガでは、その話を入口に、胃腸トラブルをもっと根っこから防ぐための考え方をお伝えします。


快腸走のミッションは「すべてのランナーの胃腸トラブルを解決する」ことです。そのために、明日も知っていることを惜しみなくお伝えします。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


株式会社快腸走

代表取締役社長

片岡治樹

 
 
 

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