ただのジェル屋さんではありません

ランナーの皆様、お疲れ様です。
株式会社快腸走 代表取締役社長の片岡治樹です。
今日は仕事の合間に少しだけ、信越五岳トレイルランニングレースのボランティアに顔を出してきました。夏前までは草刈りやトレイル整備などに参加していたのですが、最近は仕事と練習に時間を割いて少しご無沙汰になっていました。
お手伝いしたのは、参加賞の封入作業です。
「ついに信越五岳のTシャツに快腸走のロゴが印字された!」
と信越五岳の歴史に快腸走の名を刻めたことにとても感動しました。
今年が第15回となる日本最高峰のトレランレースにスポンサーすることは、私が快腸走を創業した頃から描いていたビジョンです。それを創業1年目で成し遂げたことに「ついにここまで来れた!」というこれまで進めてきたことが形となって見えた達成感がありました。
弊社快腸走は皆様のおかげで、ここまで非常に良いところまで来れました。本当にありがとうございます。
でも私には、これからまだやらないといけない沢山のことがあります。その現実を思い出したら、達成感に酔っている時間なんてものが過ぎ去るのは本当に一瞬です。
「この後、あれもこれもやらなくちゃいけない。そういえば今日はこれもやらないと。」
余韻に浸っている時間は実に少ないです。次のことに頭を切り替え、引き続き快腸走の事業を進めるために今日も出社しました。
ところで、ここ最近本を読んでいて「そういえば、快腸走と他の会社の違いって何だろう?」と改めて考えさせられたことがありました。
同時に、信越五岳に挑戦するランナーのために、私にもっとできることはないかと考えていました。
今日は週末の読み物として、私が快腸走という会社で何をしたいのか。
そもそも、なぜこの会社を創業したのか。
そんな話をさせてください。
■走力だけでは、レースは決まらない
信越五岳のような難度の高いトレランレースやマラソンサブスリーのような高い目標に挑むランナーは、走力を高めるために、できる限りの練習を積んできます。
私も今年の信越五岳100mileに向けて、仕事の時間をやりくりしながら、月間走行距離約600km、月間累積標高20,000m以上を積み上げてきました。
これまで積み重ねてきた時間を考えれば、誰もが当日は自分の力を余すことなく発揮したいはずです。私ももちろんそうです。
ところが、ランナーの中には、体調については走力と同じ熱量で準備できていないことがあります。
決して関心がないわけではありません。
「体調を整えるといっても、具体的に何をすればいいのか分からない」
という方が多いのではないでしょうか。
胃腸トラブル対策についても、巷では、
「気持ち悪くなったら牛乳を飲めば治る」
といった、根拠を確かめないまま語られる対処法を見かけることがあります。
しかし、誰かが一度だけうまくいった方法を、そのまま全員に当てはめることはできません。
何が正しいのか分からない。いろいろ試してもうまくいかない。
そして最後には、
「自分は胃腸が弱いから仕方がない」
と、最初から対策することを諦めてしまう。
私は、その状況を変えたいと思っています。
もちろん、体調の問題がすべて自己管理で解決するわけではありません。
基礎疾患や重い病気の既往がある方には、医療者と相談しながら対応する必要がある問題もあります。
一方で、ランナーの胃腸トラブルには、研究から分かっている原因やリスク要因があり、そこから対処の方向性を考えることができます。
完全な答えが出そろっていなくても、分かっていることと自分にできることを重ねれば、次に試せる手段は絞れます。
何も分からないから何もしないのではなく、分かる範囲で最善の一手を選ぶ。その方向性が見えるだけでも、レースの準備と判断を変えるきっかけになるのではないでしょうか。
■私自身も、胃腸トラブルに悩むランナーでした
快腸走は、私自身がランナーとして胃腸トラブルに悩んだ経験から生まれた会社です。
私自身、胃腸トラブルに悩む当事者として学び、試行錯誤し、自分の症状を一定程度改善しながら、成長の壁を一つずつ越えてきました。
これまであまり話してこなかったのですが私はこれまで、水泳やアイスホッケーなど、いくつかのスポーツに取り組んできました。
競技によっては全国レベルまで突き詰めましたが、大人になってから始めたランニングほど、体調がシビアに結果へ表れるスポーツはないと感じています。
ランニングは、ある意味、身体一つで成立するスポーツです。
だからこそ、ランナーである前に、一人の人間として健康な状態にあることが、パフォーマンスの大きな前提になります。
しかも、ランニングは練習に費やす時間が長いスポーツです。
毎日少しずつ積み上げてきたにもかかわらず、レース当日に体調を崩せば、それまで目指してきた目標を、あっという間に諦めなければならないことがあります。
どれだけ走力を鍛えても、胃腸トラブルで補給できなくなれば、最後まで力を発揮できません。
私はランニングパフォーマンスを、
「走力×体調」
という掛け算で考えています。
走力が100あっても、体調を50%しか維持できなければ、発揮できるパフォーマンスは50です。
だから私は、体調という切り口からランナーを支えたいと考えました。
その中でも、ロングレースのパフォーマンスに大きな影響を与える胃腸トラブルに焦点を当てたのが、快腸走です。
■儲かるからジェルを売っているのではありません
快腸走は、胃腸トラブル対策特化型エネルギージェル「RELOAD」を開発・販売している会社です。
ですが、快腸走は「ジェル屋さん」ではありません。
快腸走は、ランナーが鍛え上げた走力を余すことなく発揮するための会社です。
そして、そのために掲げているミッションが、
「全ランナーの胃腸トラブルを解決する」
ことです。
知識を発信することも、商品を開発することも、私にとっては同じミッションに向かう取り組みです。
胃腸トラブルを解決する可能性を少しでも高めるために、知識を発信したり商品も作っています。
RELOADは、そのための一つの手段にすぎません。
だからこそ私は、過去に『走力×体調の科学』という、全388ページにわたる辞書のような分厚さの書籍も執筆したこともあります。
胃腸トラブルの仕組みから実際の対策まで体系的に理解し、レースの現場で手を打てるランナーを増やし、胃腸トラブルに悩むランナーを減らしたい。過去の私のように。
そう思って書いた本でした。
■今、信越五岳のためのガイドを書いています
そして実はRELOADしそジュース味の開発と並行して、
『信越五岳ランナーのための胃腸トラブル対策ガイド』
という電子書籍を書き続けていました。
今回はこの書籍を売りたいというよりは、信越五岳に参加するランナーは少なくとも全員、できれば信越五岳に出なくても他のロングレースを走られるランナーなど、なるべく多くの人の手に届くことが目的です。
なので無料でダウンロードできるようにします。
「ロングレースになると胃腸トラブルになるけど、何をすればいいのか今一つ分からない。」
「信越五岳に出るために練習はしてるし、レースの度に胃腸トラブル対策は色々試行錯誤しているけど解決できたことがない。」
「一度でも良いから胃腸トラブルなく力を出し切ってロングレースを走ってみたい。胃腸トラブルに悩まなくて済むならどれだけ良いことか。」
私の周りのランナーからこういった話をよく聞いてきました。
正直この本の内容で全員の胃腸トラブルのリスクをゼロにできるかは分かりません。しかし、少なくともリスクを下げる方法を私は知っているし、私はそれを実践してきました。そして、実際に胃腸トラブルを克服してきました。
分からないまま手当たり次第に試してレースを無駄にするのではなく、分かる範囲内で確度の高い順に最善の一手を選ぶ。その方向性が見えるだけでも、レースの結果が良くなる確率は高まるとは思いませんか?
信越五岳に挑戦するすべてのランナーに向けて、私が知り得る限りの情報を整理してお伝えし、今の私ができることをさせていただければと考えています。
この書籍はもうすぐ書き終わるのですが、このような内容になります。
信越五岳の100mileと110km、それぞれのコース特性。
長時間の運動で、なぜ胃腸トラブルが起きるのか。
前日や当日の食事、レース中の補給、ペース配分、雨や低温への対応。
そして、実際に症状が出たときに何を考え、どのような一手を選べばよいのか。
一般的な胃腸トラブル対策を、信越五岳という特異性のあるレースに落とし込んだ、実践的なガイドにしたいと思っています。
今日、参加賞の封入作業をしながら、信越五岳に参加したことのあるランナーや今年参加するランナーのことを考えていました。
この参加賞を受け取る一人ひとりが、それぞれの生活の中で時間を作り、信越五岳に向けて練習を積んできたはずです。
その積み重ねを、胃腸トラブルで無駄にしてほしくありません。
一度でもいいから、胃腸トラブルなく、気持ちよくロングレースを走りきりたい。
その願いを「胃腸が弱いから仕方がない」で終わらせないために、快腸走としてできることを、これからも一つずつ形にしていきます。
ただのジェル屋さんではなく、
ランナーが鍛え上げた走力を、余すことなく発揮するための会社。
それが、私が作った快腸走です。
そして、その思想を商品として形にしたものが、胃腸トラブル対策特化型エネルギージェル「RELOAD」です。
現在は、通常版RELOADに加えて、妙高産の赤じそを使った数量限定の「しそジュース味」も販売しています。
信越五岳をはじめ、これからロングレースを控えている方は、本番で初めて使うのではなく、ぜひ事前の練習から補給方法を試してみてください。
▼通常版RELOADはこちら
▼数量限定「しそジュース味」はこちら
株式会社快腸走
代表取締役社長
片岡治樹




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